語源調べ その2

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【名前の話 その2】

攻略本を見て名前を思い出したものを列挙。
確定できないので、たぶん、というものも多いです。そこはご容赦。


ソーマ soma
インド神話。神々の飲料とされる、植物の液汁。
または、その植物を神格化した神。

ブリンガー bringer
ブリング bring (主語)が何かを持って別の場所へ移動する、の意味。
FFXIで「カオスブリンガー」という剣を、「死を運ぶ刃」と表現しているクエストがありました。
マイクル=ムアコックの作品には「ストームブリンガー」という剣がありましたね。
ソーマの使い手くらいのイメージなのか、それともイデアやアドニスのことなのか。
ちなみにblingは、きらきら光る。
blingerだと、米俗語で、極端な(ものすごい・素晴らしい)もの、出来事。
これはこれで意味が通りそうで笑える。

フェージュ
ソルフェージュsolfegeからかなぁ。

ソナス Sonas
たぶん、イタリアのスピーカーメーカーのSonus faber(ソナスファベール)。
スペルが違うけど、クレモナ、アマティという名のシリーズスピーカーを出しているので。

タルナーダ торнадо
ロシア語の竜巻。英語のトルネード。

チェルノボグ
(ロシア語: Чернобог, Chernobog チェルノボーグ)
スラヴ神話の死の神。「黒い神」の意味。

イシュタル Ishtar
アッカド神話の月の女神。

アドニス
ギリシャ神話の美少年。
何故、イデアの相方の名に、アドニスの名を持ってきたのかがよく分からない。
イデアの名が、イシュタルだったら、分かるのだけど。※注記1

注記1
「イシュタルの冥界下り」
身代わりとして殺され、冥界に送られた愛人もしくは夫のドゥムジ(タンムズ)をイシュタル(イナンナ)が迎えに行く話。
シリアではイシュタルの夫はアドニスであり、これがギリシャに入って美少年アドニスとなる。
タンムーズもアドニスも、四季の死後再生(冬に死んで、春に蘇る)の象徴的存在。

ディアナ
ローマ神話の月の女神。

アルモニー  Harmonie フランス語のハーモニー。

アングスト Angst ドイツ語の恐怖。狭く圧縮されたという意味のangにstという抽象名詞接尾辞が付いたもの。

アンゲルス Angelus ラテン語のエンジェル。

ナバル人  Navarians 
フランス語名ナバルNavarre、ピレネー山脈の西部にあった中世イベリア半島の王国のことかと。住民はバスク人が主流を占める。
バスク人は、フランスとスペインに挟まれて翻弄される歴史があります。その辺りとかけたのかな?

バルネア大陸  Barnea
旧約聖書にある地名カデシ・バルネア(カデシュ・バルネア)から?
聖書の地名としてはカデス(カディス)の方が知られていますね。

ザイン Zain
ヘブライ文字のひとつ。発音としてはzよりはdh。

ベル・カント  Bel Canto
イタリア語。西洋音楽の歌唱法の一つ。「美しい歌」を意味するイタリア語から派生。
劇的な表現よりもむしろ美しい声や華麗な技巧を強調する。
ヴェルトに「人類発祥の地の意味」と言われた時には、さすがに本来の意味を変えちゃいかんだろ、と思ったのは内緒。

マートル  Myrtle
「祝いの木」「愛の女神アフロディーテの神木」。
木で夏に甘い香りの花をつけ、ヨーロッパでは花嫁のブーケに欠かせない植物。



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